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第36 回ミニトン全日本選手権大会が、 日本セーリング連盟と 日本ミニトン協会の共同主催にて、遠くは 鹿児島や琵琶湖 からの遠征艇を含む 8 艇 が 参加 し 、ホストマリーナとなった 浦安マリーナに 全艇が 集結し ました。


大会は9 月 17 日(土)~ 19 日(祝)の 3 日間、インショア・レース 4 本、ショート・ディスタンス・レース 1 本の合計5 本のレースが予定され、 心配された台風の影響もなく 東京湾のディズニシー沖にて熱戦が繰り広げられました。


大会初日の受付および インスペクション は 14 時からでし たが、運営と各艇の準備が早目に出来ましたので 予定より 早く始めることができ 、 艇長会議後 は 浦安マリーナ内で 、 ウエルカムワンビア パーティー が 開催 され 和やかなムードで大会 1 日目を終えました。


大会2 日目は、インショア ・ レースが 4 レース行われる予定で、浦安 マリーナから約 20 分 機走した スタートエリアに次々と参加艇が集まりましたが、海面はベタ凪状態 で スタート定刻の 9 時に レースが出来る状態では なく、本部船にレース 延期の回答旗が掲揚され風待ちとなりました。

30分くらいすると南西から 8 10 ノットくらい の風が 吹き始め 、本部 船 が手際よく スタート準備を 行い 9 時 40 分に第 1 レース を スタート し 、その後、風は 徐々に 強くなり、 2 上レグではジブチェンジをする艇もあったようでした。


第2 レース以降は、 レグごとに 風の 強弱 に差があり 1 上と 2 上では ジブ選択で悩む ような コンディションで 、 3 レース目、そして、 4 レース目も 風速に強弱はあるものの強風が続き、 レースコースは毎回レグの距離が延されました が 、 運営 スタッフの 手際の良さでスムーズに 行われ、予定していた インショア・レース 4 レースを消化することが出来ました。


大会2 日目の 4 レース終了 後 、18 時から 浦安マリーナの目の前にある舞浜ユーラシアの宴会場にて、参加艇および関係者 ら 約 60 名が集まり、ウエルカムパー ティ ーが盛大に開催されました。婚礼でも 利用される 華やかな 宴会場で 、和洋食の豪華な 料理とお酒 で レース 談議 やチーム間の交流も深まる中、 各チームの自己紹介 として大会への意気込みが語られ ました。


そして、締めは全員による三三七拍子の手拍子でお開きとなり 、参加者全員の集合写真を撮影しました。


大会3 日目は、 ショート・ディスタンス・レース 1 レースのみ で、 スタート予定エリアのディ ズ ニシー沖 では、北東 68 ノットの風があり 、スタート予定時刻の 9 時に 全艇がスタート!


第1マークまでの距離は約4 5 マイルで、スタートエリアから回航マークまでポート タック のアビームから少し落とし気味のアングルとなり、スピンを展開して上り角度ギリギリで帆走する艇 などスタートから接戦状態でした。


マークまで往復片上りのコース展開となり、風も沖合に行くほど強くなり 10 14 ノットくらいあった感じで 、 マークを回航するとスターボー タック のクローズ ・ リーチ となり ましたが 、 往路・復路とも 艇速 5 6 ノットと 爽快なセーリングとなりました。 そして、トップフィニッシュの約 1 時間 38 分台に対して、最終フィニッシュが 1 時間 45 分 台 と 約 7分差で全艇がフィニッシュ! これで 本大会 が 予定していた全レースが消化でき ました。


最終レースが早く終了したため、表彰式 も早まり 各賞 が 発表され 、 第 36 回ミニトン全日本選手権大会では「イーグルⅠ世」が栄えある優勝となり盛況のうちに終了しました。

今大会、各艇に於いては悲喜こもごも色々なドラマがあったかと思いますが、予定していた全レースが終了 し大会が成立 できたことは、今大会に ご協賛・ご協力頂いた皆様、そして、大会運営 および 参加艇の皆様 の おかげですので厚く御礼をお申し上げます。 ありがとうございました。


2017年 の第 37 回ミニトン全日本 選手権大会は 琵琶湖が開催地となりますので、今後も、ミニトンレースが盛んに開催されるとともに、皆様の益々のご活躍 とご健康 を お祈りし 致します。


平成28 年 9 月 23 日


                        第36 回ミニトン全日本選手権大会

                                   実行委員長

                                    中村 正俊

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